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食品加工機用ナイフの研究開発
当社では食品加工機用刃物(ナイフ)の研究開発を行なっています。

魚肉練り製品用機械や畜肉加工製品用機械の刃物(ナイフ)につきましては、
御社の要望される用途に最も適した「カスタムナイフ」をご提案できます。
お気軽にお問合せください

当社での研究開発の事例を、以下にご紹介します。

●開発事例1:魚肉練り製品用サイレントカッターナイフ(1カットナイフ)
魚肉練り製品メーカーA社様と当社で、共同開発した事例です。
ご利用のサイレントカッター用の正式刃物(名称:1カットナイフ)として採用されました。

ナイフ(刃物)開発の目的
具のたくさん入った水産練製品の製造に適した刃物の開発

開発の概要
具のたくさん入った水産練製品(例えば野菜てんぷら)のカッティング工程の場合、粗摺り工程での原料スリミの量が皿容量に対し少なくなります。サイレントカッターの構造上、皿容量に対する被加工物の割合が小さいと、攪拌効率が悪化し、弾力の形成、水伸ばし等に影響がでます。

弊社ではA社様の要望にこたえ、皿と近接している刃先部分の長いプロファイルを提案しました。A社様の工場において、従来から一般的に使用されている丸刃形状、及び角刃形状の刃物との比較試験を行いました。結果、想定された効果が実証され、サイレントカッター用の正式刃物として採用されました。

1カットナイフ(開発品) ▼丸刃カッターナイフ(既成品) ▼角刃プロペラナイフ(既成品)

水産練り製品専用カッターナイフ「1カットナイフ」の利点・特徴
①水延ばしが利きます。
②従来の丸刃形状や角刃形状ナイフに比べ、よりしなやかな弾力のある製品ができます。
③少量の撹拌でも十分な練り効果が得られます。
④ナイフの寿命が延びます。
⑤サイレントカッター用ナイフを製造しているヨーロッパナイフメーカーに発注します。

1カットナイフの設計ポイント(下図参照)
①ナイフの切先をボウルの半径とほぼ同じ円弧状とし、ボウルと最も接近しているナイフ先端部の長さを長く取ることで、撹拌・練り効果を高める。

②ナイフ先端1カット部から取付部に向かう曲線も出来るだけボウルに沿う形状とし、撹拌・練り効果を高める。

③上記、①、②の形状により、ボウルの容量に対し比較的少量の原料でも効率的な撹拌・練り効果が得られる。

④角のないスムースな曲線の採用により、しなやかな弾力のある練り製品が得られる。

⑤ナイフ先端円弧状部分は損耗することがないので、再研磨の必要がない。従って刃物の全長が短くならない。

⑥ナイフ先端部の幅が広くなることによって、撹拌・練り効果が高まると同時に、刃物に対する横向きのストレスも大きくなる。対策として、ナイフの肉厚を厚くすること、ナイフスペーサー周辺部のナイフ幅を広くしている。


●開発事例2:プレートの改良
畜肉加工製品メーカーB社様と共同開発した事例を2つご紹介します。

開口率を高めたプレート
このミートチョッパー用プレートは開孔率を上げるために、規格品のφ12の穴の他に、外周部にφ10の穴が合計12個あけてあります。(画像上段参照)

穴径を2種類もつプレート
φ6ミリ穴とφ8ミリ穴の2種類もつオリジナルプレート(規格品は1種類の穴だけ)。2種類のミンチ目原料が同時に作業可能なため、原料処理における切り替え時間の短縮が期待できます。例:ハンバーグ、ミートパテなどの練り物で、5mmミンチ+3mmミンチなどの混合原料を使用する製品など。(画像下段参照)

▼開口率を高めたミートチョッパー用オリジナルプレート
▼6ミリ径穴と8ミリ径穴の2種類をもつオリジナルプレート


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